からだとこころ なみのね相談室

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「なみのね」の由来

私の家は、琵琶湖のほとりにあります。昔はトンネルも湖岸道路もなく、「陸の孤島」と呼ばれていました。
そして、昭和の終わり近くに、畑を宅地にし、現在の地に家を新築しました。その頃は軒近くまで湖の波が押し寄せ、夜などは、ずっと波の音が聞こえていました。 今でも、湖岸道路の向こう側から、そしてまた、家の横に新しく作られた港から、人々が寝静まったあとは特に大きく、波の音が聞こえてきます。
思えば、生まれたときからずっと、この湖の波の音を、遠くに近くに聞きながら育った私です。
ですから、残りの生をこの地で過ごし、そしてその間、少しでも人様のお役に立てることを願って、ずっと変わらず、ふと気付くと、いつもそこで優しい音を奏でてくれる「なみのね」のような存在になりたいと思い、「なみのね」相談室と名付けました。